◎インバネス中国子会社を訴え   臨床診断薬販売のチンマックス

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☆共JBN 外0222(産業、医療)(10・3・9)

【産業担当デスク殿】38640

 

 【上海8日PRN=共同JBN】中国の有力な臨床診断薬販売代理店であるチンマックス・メディカル・システムズ(Chinmax Medical Systems)は今年1月28日、インバネス・メディカル・イノベーションズ社(NYSE:IMA)の子会社インバネス・メディカル北京(Inverness Medical Beijing, Co.Ltd.)を相手取って上海市揚浦区の人民裁判所に民事訴訟を申し立てた。

 

訴状によると、チンマックスは有力な心臓バイオマーカー会社のバイオサイト社(Biosite Incorporated、本社・米カリフォルニア州サンディエゴ)が製造した診断薬の中国における独占的な販売代理店である。バイオサイトは2007年6月にインバネス・メディカル・イノベーションズに買収された。訴状はインバネス・メディカル北京と2番目の被告である上海トンウェイ・メディカル・デバイス(Shanghai Tongwei Medical Device Co. Ltd)が、中国で許可なく関連製品を輸入、販売してチンマックスの独占代理店権を侵害したと非難している。また訴状はインバネス・メディカル北京が、中国国家食品薬品監督管理局(SFDA)発給の関連製品登録に対するチンマックスの所有権を侵害したと非難している。

 

チンマックスは関連製品の中国への輸入、販売を禁止する差し止め命令を裁判所に求めている。またインバネス・メディカル北京が関連製品の登録文書をチンマックスに返還し、SFDAに対する侵犯行為をやめさせるよう命令することを裁判所にも求めている。

 

チンマックスのケビン・ユー社長は「われわれはバイオサイトが中国の市場リーダーになるよう支援するため大きな投資を行い、権利の侵害を許すことになってしまった。われわれは権利を厳しく保護し、いかなる侵害にも必要な措置をとる」と語っている。

 

チンマックスは1999年から10年余りバイオサイト製品を販売しており、そのバイオサイト・トリアージ製品は現在、中国の心不全診断薬市場で80%以上のシェアを占めている。

(了)